高等学校の都市工学を学ぶ科
住みやすい街に住んでいるとそれが当たり前のように思います。一方で別のところに住んでみると同じような街に見えて住みやすい、住みにくいなどがあります。これは都市を設計するときに問題があるようです。計画的に作られているときは比較的住みやすくなります。一方で後付でどんどん機能をつけているようなところはどうしても住みにくくなることがあります。一旦すべてをリセットしてから再開発したほうがいいかもしれません。高等学校において、都市工学科と呼ばれる科が設置されているところがあります。スケールが大きな科になりますがどのようなことを学ぶかです。まずあるのが都市機能を構成する部分の設計であったり施工を学びます。道路などはただアスファルトを敷き詰めるだけではなく、計画的に行われる必要があります。道路の下に鉄道が走ったり、電気や水道などのインフラが通っていることもあります。それらについても学ぶことになります。
都市におけるトラブル解決の方法などを考えることもあります。都市部においては音に関する問題、においや光に関する問題など様々なことがあります。設計方法によって解決できる場合があります。環境にいい都市づくりを担う人材を育成します。